会社からお金を借りる方法

会社からお金を借りる方法!条件別でお金を借りる

今、仕事をしている勤務先が従業員貸付制度(社内貸付制度)を導入している企業の場合は、会社からお金を借りる事ができるをご存知でしょうか?

銀行や貸金業者の審査とは異なりますが、審査を受け利息も取られます。ただし、そういったローン業者から借入をするよりもはるかに好条件でお金を借りることが出来ます。

私は20代前半の頃にいつもお金がなかったので社長に電話し「すいません。今月2万円ほど前借りさせてもらえませんか?」とラフな感じで借りていました。そういった個人のやりとりに近いものではなく、きちんとした福利厚生の1つとして用意されている制度です。

どういった条件なら貸してくれる?

会社が貸してくれるのなら早速利用しよう!と考えても利用条件に該当しない場合は借りる事が出来ません。こちらは会社毎に決められている規定内であれば借りることが出来ます。

基本的に従業員を金銭的に貸付を行うことで助ける事を目的としている制度なので会社毎に異なります。つまり、会社側からすれば金銭が必要となり消費者金融や銀行カードローンなどを複数社から借りたり、場合によっては闇金などから借りてしまい実務に影響を及ぼしてしまうような借入をするのなら、会社がバックアップするから業務に注力してねという期待を込めたような意味合いもあります。

そういったこともあり、基本的には以下の用途に該当していないと利用できないところも多いです。

従業員貸付制度の主な利用先
慶事・弔辞出産、結婚式・記念日、長寿祝、仏事等
疾病治療費、入院費、手術費用…等(親族含む)
介護バリアフリーリフォーム、介護費用等
災害住居費用、引越し費用、リフォーム費用
教育留学費用、資格取得費用、子供の入学費

このような急な用途でまとまった資金が必要な時に利用することが出来ます。逆に言うとこういった利用用途で貸してもらえる企業は少ないです。

  • 生活費の補填
  • 趣味や娯楽のための費用
  • 贅沢品の購入費用
  • 多重債務により全額の立替費用
  • 闇金への返済費用

こういった緊急でない用途や自身が招いた借金等の立替えを目的として融資を受けることは出来ないので注意が必要です。

借りるためには条件や審査に通らなくてはならない

すいません!明日30万どうしても必要なんですわ。今日中にかしてほしいんですけどいいっすか?

よっしゃええやろ。すぐに持っていき!

というような漫画みたいな話はなく、例え自分の勤めている会社であっても貸付条件と審査を受ける必要があります。

貸付条件について

基本的にローンというものは、「年齢を満たしている」、「安定した収入がある」。この2つの要素を満たしておけば利用できますが、従業員貸付制度というものは異なります。

会社毎に規約があるのですが例えば

  • パート・アルバイトの人は利用できない
  • 派遣社員の人は利用できない
  • 正社員であっても5年以上勤続していないと利用できない

というところが多く結構ハードルは高め。会社側に利益にならない貸付ですし、建前として従業員貸付を行っているよという福利厚生の充実をアピールしたい会社も多いので条件がかなり厳しいところもあります。

また、返済中にその社員に退職されてしまった場合に、会社へ一括返済を求めることになるので退職の抑制としても導入する会社もあるようです。

とはいえ貸付条件は普通にローンを組むよりもはるかに好条件なのは確かなので利用できるものなら利用しておく事は賢い選択の一つであることは間違いなさそうです。

審査について

この審査というのはローンの返済能力調査と信用情報調査を元にした審査を行うわけではなく全く異なります。

つまりこういった条件の人でも利用出来ます。

  • 消費者金融から3社以上既に借入している
  • 過去3年以内に自己破産などの債務整理を行った
  • 現在滞納中のローンがある

こういったローン業者からすればブラックリスト入りしている人でも従業員貸付制度は関係ありません。年収自体は会社は把握しているので返済能力自体は分かりますが、信用情報にアクセスする同意は求められないので他にどんなローンを組んでいる状態なのかは知るすべがないからです。

要は上記で説明した利用できる条件に該当しているだけでその資格はあり、使用目的が規定に該当すると判断された場合はお金を借りる事が出来ます。

申請したらすぐ借りれるの?

貸付を申請して実際に現金が振込まれる、または手渡しされるまでにかかる期間は上場企業の場合は特に時間が掛かり大体2週間~3週間といったところで意外と時間が掛かります。

いくらまでなら貸してくれるの?

これは会社によって異なり、多くの企業は、5万円、10万円、25万円、50万円、100万円を限度額としているところが多いようです。

例えばトヨタ自動車の場合だと、自動車購入資金を低金利で貸付を受ける制度を設けているので自動車の費用を貸付を受けることができたり、積水ハウスだと住宅資金融資制度で住宅資金を社内融資で借りれてしまったりと用途が限られますが、大きなお金を借りる事ができる企業もあります。

どういう手続きを踏めば借りれるの?

まず、その会社に従業員貸付や社内貸付など、社員に対して貸付を行う制度を設けているのかどうかを社内規定や福利厚生等で調べることからスタート。

ある場合は、申し込み用紙を記入し担当部署へ提出することで申込を行う事が出来ます。

もし、貸付制度がない会社だった場合は別の金策を考える必要があります。

メリットやデメリットをカードローンと比較

メリットとデメリットを銀行と消費者金融の取り扱うカードローンと比較してみました。

比較項目社内貸付銀行消費者金融
融資時間2週間~3週間翌日~3週間当日中(最短1時間)
審査条件に該当するのみ厳しめ銀行よりは緩い
利用目的規定内のみ自由用途自由用途
金利1.0%~4.0%前後14.5%程度18.0%程度
社内バレするしない可能性が高いしない可能性が高い
限度額最大100万円程度最大1,000万円程度最大500万円程度

このように、借入先が会社とカードローンは大きく違います。金利面と審査基準が異なるという部分が従業員貸付制度のメリット面でありその他ではカードローンに劣ります。

基本的に、返済能力に余力があり月に1万円~3万円程度をちょくちょく借りたいという人であれば銀行カードローンが最もおすすめ。

今すぐにでも緊急で30万円以内のお金の段取りが必要!ということなら消費者金融を利用されると良いかと思います。

会社でも銀行でも消費者金融でもどれにしても借金であることは同じです。30万円までの借金は基本的にどうにでもなりますが、それが50万円、100万円と増えていくと日々の人生を楽しみながら返済というのは非常に難しくなりますし、先が見えない借金となります。

本当に必要な時にだけ融資を受け、事前に返済を行うためのシミュレーションだけはしておきましょう。